ニュージーランドのファームの豆知識
ファームスティする人必見?の、ファームの豆知識のページです。
これぞニュージーランド?知っておいて損はないけど、実生活ではあまり役にたたないファーム情報です・・・。

 

ニュージーランドといえば羊!羊さんのお話熟睡している子羊さん(双子)

ニュージーランドでファーマーなら大抵は飼育している羊さん。
ってか、この羊、まぁ色々種類もあれば、世話も色々あると・・・。

とりあえず、羊さんや、羊に関わる仕事について簡単なご説明♪
知ってどうするって言われればそれまでだけどさ


【羊さんの一生】
羊は大体年に1回子供を産みます。
誕生時期は6月から7〜8月位。理由もあって、食用の羊さんだったら生後6ヶ月のラムが一番美味しいそうで・・・そう、6月に産まれると12月のクリスマスには食べごろ♪というわけですな。イギリスやアメリカ等に輸出しておりやんす。

羊はタフだと聞いてはいますがラムは別。ラムが生後まもない時期に天候が悪い(雨や雪が続く)とラムは凍死する可能性がたかいんですね。ファーマーはラムと母羊を保護してシェッドにいれたりと大忙しですが、ラミングシーズンだと次々にラムが生まれるから間に合わないんですよね。なので天候が悪い日が続くと凍死したラムさんがたくさん・・・合掌・・・。

ちなみに羊さんのお母さんが育児を放棄したり、お乳が出なかったり、お母さんが死んでしまった場合は人間の手で育てます。こ〜〜〜れ〜〜〜が〜〜〜っ面倒。本当に面倒。
まず、最初は1日5回に分けてお乳を作ってあげます。(ラム用の専用粉末ミルクが売っています)大体3時間おきに少量ずつあげます。なぜ少量かというと、一度にたくさんあげると消化不良でラムが死んでしまったりするからです。その後に大きさに応じて1日3回に減り、最後は羊の群れに戻すという感じです。

さて、羊。
その後種類によってお肉になったり、羊の毛が目的であったりと用途に応じた羊さんの人生を歩むことになります。
関係ないが種羊は恵まれているよなぁ、と思います・・・だって有名な血統のオス羊さんは高値で売買されるし、殺される心配もないし、血統がいいと生まれた子羊さんも高値で売買されるし・・・。このへんは羊のオークションに見学に行ったので新しくページを作る予定なので、お楽しみに♪
ちなみにメリノウールで有名なメリノ種は、牧草があまり生えない場所を好みます。カンタベリーではロムニ種が多いかな。これは食用、毛とオールマイティ(羊には嬉しくないか?)

羊さんは下あごにだけ歯がありますが、大体6歳位〜になると老齢の為歯が抜けてしまいます。そうするとご飯が食べれなくなるので、必然的に彼らはお肉屋さんに・・・老齢だから大体ソーセージになるそうです。もしくは犬の餌らしい・・・

【羊の毛刈】
日本人に大人気のツアーでもある羊の毛刈りショー。
物珍しさとニュージーランドらしさを満喫出切るから人気の理由もうなづけます。
が、ファームに住んでいると毛刈りって大変、の一言です。
朝早くから夕方まで1日がかりの仕事といっても良い位。つ〜か、知人の牧場で毛刈りしている時に見学(ただ単に散歩していたから挨拶しとくかと寄った)したけど、まるで流れ作業・・・30秒位?で1匹毛刈りし終えて、すぐに次の羊を取り出して毛刈りしてって感じで・・・ちなみに羊の臭いが充満しています・・・正直長時間は嗅ぎたくないかほり・・・
もちろん、このお仕事、専門のシェアラーがいますのでたくさんの羊を刈る時は彼らに頼みます。そしてシェアラーのお手伝いをするのがシェッドハンドリング。彼らはかり終わった毛を集め、選別して袋に分け入れます。
あんなに早く流れ作業で刈って行くんだからもちろん皮膚を切られる羊さんもいます・・・。流血羊・・・。傷がひどい場合はシェアラーが切った箇所を縫合します・・・。そんなんでいいんか・・・
シェアラー のお給料はあんな体力仕事で腰も悪くなりそうな仕事だというのに1匹に付き1ドル〜3ドル位。・・・やすっ、と思ったのは妻だけではないはずだ・・・。
でも早い人だと1日に300匹とか平気で刈るらしいから、そんなもんなのかなぁ・・・?
また、腰が悪くなりそうな格好での仕事だからか、休憩時間は必ずあるそうです。
ちなみに毛刈りといっても、フルで刈ってしまう時のお給料とクラッチ(お尻の周りだけ刈る)では、またお給料が変わってきます。
フルで刈るのは1年に1回。時期は区々ですが大体夏時期が多いそうです。
でも、これはファームによって違うから1年に2回毛刈りをするファームをあるそうです。
理由は、1年に1回の毛刈り=羊の毛が長い=高値で売買されるだったのですが、今は化学繊維もあるし、そんなに長い毛でなくても良いそうです。

【羊さんの尻尾】
大体の人がラムにミルクをあげるのを見た時に、『あれ?尻尾がある?』と驚きます。
ちなみにラムにミルクをあげると尻尾をフリフリ♪しながら飲みます。母羊が子羊に授乳している時もフリフリ♪してます。
実は羊さんはちゃ〜んと尻尾がある動物なのです。
じゃ、なぜ大人になると尻尾がないのか?というと。
生後1ヶ月位になると、ラムの尻尾を取ってしまうのです。
長い毛をもつ動物を飼った事がある人なら何となく想像できると思いますが、長い羊毛にウンコが付いていたら汚いし、それを洗ってキレイにするのが大変ですよね。それに例えばシェアリングする時に尻尾があると邪魔ですよね。
と、いった理由から(滅茶苦茶人間の都合ですわな)生後1ヶ月になるとラムの尻尾の周囲に化膿止めを塗ってからゴム(専用のゴムが販売されています)で根元を止めます。要するに、血の流れを止めてしまって尻尾が腐って落ちるのをまつという・・・
何ともはや・・・という感じで羊さんの尻尾はさよ〜なら〜となってしまいます。

ちなみにこれ以外の方法は化膿止めの薬を飲ませて尻尾を焼き切る方法・・・。一体どっちがいいんだか・・・。


親子でポン

 
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